ファル・メイト インタビューその3

はい。職場ですね。

そうですね。ほぼ90％以上は調剤薬局のところが多くなっています。他にお取引先で医療機関、病院さんなどもあるんですけど、基本的に派遣ができないところになっているので、ほぼほぼ調剤薬局にお仕事に行っていただくという形になっています。

調剤業務になるんですけれども、主に多いのが、投薬という業務を担っていただくことが多いです。現場、初めて行っていただく店舗などもたくさんあるんですけれども、お薬の内容、処方の仕方など、既にある知識をすぐに活用いただけるということで、お薬を、調剤されたものを患者様に、こういった使い方、飲み方をしてください、1日何回飲んでくださいというお話をして、その患者様とのやり取りを薬歴に残したりとか、そういう業務が主になってまいります。

あとは、薬局様の方針にもよるんですけど、慣れてきた方には、調剤自体のほうもお任せいただいたりとか、そういうふうに、徐々に、徐々にやることは広がってくるのかなという形です。

そうですね。正直申し上げると、契約で高い時給をいただいて、派遣をさせていただいているところなので、「どうにか、なんとか来ていただけないでしょうか」というお願いをしているのが正直あります。

でもやはり、人間なので何かしらの病気もあると思うので、そういったときは、弊社の他のスタッフ、派遣スタッフの方でお休みの方がいたら、その方に「ちょっと代わりで出ていただけないですか？」というふうにコンサルタントの方からお声掛けをして、人を探していただくという対応をしています。

なるべく早めにご連絡いただければ、企業の方とも相談をして、現場のほうでどうにかやりくりしていただくというパターンもあるんですけれど、基本的には「どうにか来てください」と、熱が出ても、「どうにかちょっと頑張ってください」というふうには言っています。

そうですね。やはり困って、どうしても人手が足りなくて、派遣を急遽頼んでいる薬局様に助っ人に行く方なので、そこは万全の態勢で挑んでいただかないといけないかな、というのはあります。

キャリアコンサルタントは全部で今、11人。東京が6名と、大阪が4名、福岡に1名ということで、3拠点ではこの人数でやっております。あと、事務は東京2名の大阪2名で、東京のスタッフは1名、お休みいただいているので。

ございます。直近で名古屋のほうに拠点を増やすという話が上がっているので。ただ、ちょっとそこも、名古屋を中心とした中部地域に登録者を増やしていうことで、動いています。

あと、来年などになりますが、東北と北海道のほうも考えているようでして、まだ具体的な話はあがっていないんですが、想定として、来年は2拠点増やそうかというところです。

メリットとしましては、薬剤師さんの希望を、相違なく企業にお伝えできるというのが一番のメリットかなと思います。やはり、企業さんと薬剤師さんの間に人を介すことで、希望もちょっとずつ変化してしまう可能性もありますので、コンサルタントが1人で企業と薬剤師さんの対応をする事で、企業さんからの求人情報もクリアに伝えることができるので。

そうですね。もう、全て対応致します。

はい、お仕事紹介の際には薬剤師さんの本当の希望は何なのか、というところに一番気をつけています。年収いくら、というご希望はあがるんですけど、それが本当に、その方がどういう意図があって求めているのか。

求めているものによって、もしかしたら年収だけじゃなくて、こういったところにも気をつけたほうがいいとか。勤務場所でしたり、こういうふうにしたほうがいいんじゃないかっていうような提案もできることになるので、本当に薬剤師さんが求めている事を、ちゃんと私たちが把握してあげられるように、それを汲んだ上で提案してあげられるように常に気をつけています。

そうですね。やはり、面と向かって話すことのほうが、絶対に良いです。

1時間ですかね。だいたいそれくらいで。1度お会いして、あとは電話、メールで、その都度回数を重ねて、コンタクト取り続けていくような感じです。

顔合わせること自体は実際、面談と、面接のときに同行したりですとか、店舗の見学とか、そういった場合となります。

そうですね。派遣の方に関しては、勤務が決まったのち、派遣契約も、双方が勤務することが決まった場合、薬剤師さんが希望したときに店舗を見ることができるので。

東京はそれほど多くはないですけれど、大阪のほうはわりと、店舗の見学はある程度、見ているみたいですね。

そうですね。断る段階にもよるんですけれども。基本的には、無理矢理ここの会社で働いてくれっていうことはさせて頂いておりません。

派遣の場合ですと、勤務が確定した後のキャンセルというのは基本的には出来ません。ご紹介ということでパートや正社員のご紹介でしたら、面接後にいろいろ考えていただいて、やっぱりもう1回考えたいということであれば、それは間に立っていろいろ取り持ちは致します。

もちろん薬局側も他でも面接を並行して行っていることも多いので、その兼ね合いでいつまでに回答が欲しいという要望をいただく事もございますが、基本的には、薬剤師の方の意向で動いておりますので、無理矢理といった事はありません。

人と接している仕事なので、お礼を言われたり、感謝されたりすることが一番やりがいにもなりますし、楽しいことだなと思っています。

ご紹介した勤務先を気に入って頂けたりとか、「ここで働けて良かった」と言ってもらえると、私もちゃんと、この方に合った職場が提案できたんだなという喜びになりますし、やりがいかなと思っています。

そうですね、いますね。登録当時の方も、大阪のほうでは10年くらいはいたりするみたいです。途切れ途切れですけど、また働いたりとかっていうのはあるみたいですね。

そうですね。

これ、私のエピソードなんですけれど、派遣で働く方のお話なんですが、お問い合わせいただいたときに、正社員でずっと働いていて、という方がいらっしゃいました。

仕事と音楽活動を並行してやっている方で、正社員やりながら音楽の練習したりというのが、ちょっといっぱいいっぱいになっていて・・・。仕事のほうにも支障が出てきてしまったり、音楽のほうも満足するほど練習ができなかったり、という事で転職をしようかなと、とお問い合わせをいただいた方でした。

お話を伺っていて、結構、仕事よりも音楽活動のほうに重点を置いていきたいという意向が強そうでしたので、いったん正社員を辞めて派遣勤務にしませんか？そうすれば、時間の管理もしっかりできますし、残業がたくさんあるわけでもないですし、と。それで提案をさせて頂いて、思い切って会社を辞めて派遣にしていただいて、ということがあったんです。

それで、結構今は音楽活動にも集中できているようで、無事にこれからまた留学ができるかもしれない、など、夢が広がったということで思い切っていけて良かったです、サポートしてもらえて良かったです、と言っていただけたのが印象深いエピソードかなと思っています。

はい。派遣のお仕事に関しては、自分らしく働けるスタイルというのが一番の魅力かなと思います。

空いた時間に1日から働けるというのもありますし、有期で2カ月だけ働きたいとか、そういうので自分の生活に合わせたお仕事を選ぶことができるのは楽しいことかなと思っています。

なので、いろいろチャレンジしてみたい方、科目だったりとか、いろんな場所に行ってみたい、そういう薬剤師さんがいらっしゃれば、ぜひお気軽に声をかけてもらえたら嬉しいなと思っています。